最近、ハッとする言葉に出会いました。
それは「器用貧乏」に対する、あるひと言です。
私は小さい頃からよく「器用貧乏だね」と言われてきました。
たしかに、新しいことを始めるのは好きなのに、気づくと途中でやめてしまったり、
「まあこのくらいでいいか」と手を止めてしまったり。
言われるたびに、どこか苦笑いしながら、心のどこかで“自分は続かない人間なんだ”と思い込むように
なっていたのかもしれません。
でもつい最近。
何気なく聞いていたラジオから、こんな言葉が流れてきたんです。
「器用貧乏って、ただ本気になっていないだけじゃない?」
……雷に打たれたような感覚でした。
「何言ってるの?」と思われるかもしれません。
でも、ずっと“器用貧乏”という言葉を受け入れてきた私には、それがまさに稲妻のようで――。
「私、本気になってなかっただけなのかもしれない」
そう思った瞬間、なぜか胸の奥がすーっと軽くなったんです。

たったそれだけのことに、どうして今まで気づけなかったんでしょう。
でも、その言葉をきっかけに、私の中で少しずつ変化が起こりはじめました。
「気になったことは、まずやってみる」
「うまくいかなくても、もう一歩だけ進んでみる」
今までは“やめる理由”ばかり探していたけれど、
最近は“続ける選択肢”に目を向けられるようになってきました。
Plan(計画)
目標を立てて、達成のための方法を考える。
Do(実行)
計画したことを、実際にやってみる。
Check(評価)
やってみた結果を振り返って、うまくいったことや課題を見つける。
Act(改善)
反省を次につなげて、よりよい行動に活かしていく。
とても理にかなった流れなんですが、
**「Checkしてるうちに止まってしまう」「実践中で諦めてしまう**ことが多く。
完璧に振り返ろうとして、ちょっと疲れてしまったり、
反省ばかりが重なってしまったり……。
だから今は、あえてこんなふうに考えるようにしています。
「DO DO(ドド)」でいこう。
とにかくやってみて、つまずいても、またやってみる。
ふりかえりも大切だけど、「動きながら整える」くらいの軽やかさでいいんじゃないかと。
反省よりも、**「次の一歩」**に目を向けていく。
そんなやり方が、自分には合っている気がしています。
私にとって大切なのは、「もう一歩」を踏み出せること。
一度でうまくいかなくても、少しずつ自分なりのやり方で続けていけたら――
そんなふうに思えるようになっただけでも、大きな前進です。
人生は、気づいたときから変えていける。
あの言葉に出会えて、本当によかったなぁと思います。
追伸:
あくまで、器用貧乏を理由に早めに挫折していた私の場合です。笑
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