時間って「数字」じゃなくて「感覚」でわかるとき、ありませんか?

水・光・音

「数字」と「感覚」のあいだにある、時計の話。

みなさんは、時計を見るとき「数字」として時間を読んでいますか?
それとも、何となく「時間の流れ」を感覚的に捉えているタイプでしょうか?

私は子どもの頃から、文字盤のあるアナログ時計がしっくりくるタイプです。
デジタル表示も便利で正確なのですが、なぜか数字だけだと「時間そのもの」が体に入ってこない感じがして…。

例えば、「あと5分で家を出よう」というとき。
私の頭の中には、アナログ時計のあの丸い盤が浮かびます。
短針と長針の位置関係が、体内時計とリンクしていて、「あ、そろそろだな」と自然に動けるような感じ。

ところが、デジタルだと「8:25 → 8:30」みたいに数字が直線的にカウントされていく感覚
どうしても焦ってしまうし、数字ばかりを追ってしまうんですよね。
「時計の見方」って不思議です。


アナログの「数字」と「英数字」、見やすさの違いって?

ところで、アナログ時計の文字盤にも違いがありますよね。

  • 「1〜12」の数字で表示されているもの
  • 「I〜XII」のローマ数字で表記されたもの
  • 数字がなく、目盛りやドットだけのデザイン時計

私は数字派ですが、ローマ数字の時計もおしゃれで憧れがあります。
ただ、急いでる朝はローマ数字が少し読みにくいことも。笑

デザイン的にはとても素敵なので、ゆっくり過ごす部屋にはローマ数字の時計を選びたくなるし、
逆に「朝の支度部屋」やキッチンでは数字表記の方が使いやすかったりして。

その時の「用途」や「気分」によって、時計のタイプを選ぶのも楽しいものです。


電波時計って、どこの時間に合わせてるの?

少し話は変わりますが、最近は「電波時計」が主流になってきましたよね。
電波時計って、毎日自動で正確な時間に合わせてくれるから、本当にありがたい存在です。

でも、この電波ってどこから飛んできてるか知っていますか?🛰

日本国内の電波時計は、主に2つの送信所から電波を受信しているようです。

  • 福島県の「おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)」
  • 福岡県と佐賀県の県境にある「はがね山標準電波送信所(60kHz)」

この2ヶ所のいずれか、または両方から発信される**“日本標準時”**の電波を受信して、時計が自動的に時刻を修正してくれている。

つまり、どの地域に住んでいても、「日本全体で共通の正確な時間」が刻まれる仕組みです。
(海外製の電波時計は別の送信所に対応していることがあるので、購入時には注意が必要です⚠️)


時計は「時間を知る道具」だけじゃない。

時計って、ただ時間を確認するための道具ではなく、暮らしのリズムを整えたり、空間の雰囲気を作るアイテムでもあるなあと、最近しみじみ感じています。

朝はパッと見てすぐにわかるデジタル。
昼間は時間の流れを感じさせてくれる文字盤。
夜は電波時計の静かな正確さに守られながら、ゆっくりと一日を閉じていく。

どのタイプが良い・悪いではなく、**「心地よく過ごせる、整えた部屋に合う時計はどれだろう?」**と考えると、ちょっと楽しくなってきませんか。

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