最近、高校生が自転車でスイスイ通学している姿をよく見かけます。
制服の裾をひらひらさせながら、風を切って走る様子はなんとも爽やかで、
「あぁ、また一年経ったんだなあ」なんて、しみじみ思うようになりました。
こういう感覚って、大人になった証拠かもしれませんね。
ここ数年、毎年同じことを感じている気がします。笑
それにしても——
自分が最後に自転車に乗ったのって、いつだったかな?と思い返してみたら、
……なんと、もう20年近く前でした。笑
この前、片足をペダルに乗せて、もう片方の足でスイーっと地面を蹴って進む人を見かけて、
「あれ、私にもまだできるかな…?」と、ちょっとドキドキしてしまって。
昔は立ちこぎで坂道をぐいぐい登ったり、
前カゴにカバンをぎゅうぎゅう詰めて、当たり前のように走り回ってたのに。
今やろうと思うと、なんだか不安。
体力的にもそうだし、バランス感覚的にも……(笑)。

でも、体って意外と覚えてるもの、って言いますよね。
水泳とか、鉄棒とか、スキーとか。
「一度できたことは、きっとまたできる」っていうあの言葉、私、わりと信じています。
そういえば、と思い出したことがひとつ。
実は私、一輪車にいつか乗ってみたいと思っていたんです。
小学生の頃、一輪車クラブなるものがあって、
放課後にスイスイ乗りこなす子たちを、すごいなぁと憧れのまなざしで見ていました。
でも結局、チャレンジしないまま時は過ぎ……
こればかりは、今から練習する場所もないし、さすがにちょっと難しいかも。笑
自転車のように「体が覚えてる」わけでもなくて、
一度も乗れなかったからこそ、
どのタイミングで乗れるようになるのかさえ、いまだにナゾのままです。
……そんなことをふと思い出して、
ちょっとだけ昔の自分に会いたくなったりもする、そんな6月の午後です。笑
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